塾の言いなりにならないこと
今、図書館で借りて読んでいる本。
著者が言うには塾は利用できる部分だけ利用して、決して言いなりになってはいけないとのこと。
とは言え、こちらの本、小学校の先生を完全に否定していたり、色々と過激な発言もあり、また、勉強法の部分などはうちの子には合わないような気がしたので、納得できる部分だけ心に留めておくことにしています。
長男の中学受験で私が決めていることは、長男が受験勉強でつぶされないようにすること。
著者曰く、塾で勉強漬けの生活を送る子供より、友達とよく遊び色々な体験をする子の方が後々伸びるとのこと。この点はものすごく共感しました。
小学校生活の中で得られるはずの経験を、受験勉強のために犠牲にしてほしくないです。
なので、長男の塾は、猛烈な塾(頭にハチマキまいて必勝!とか言うような塾)ではなく、適度にゆるい塾を選びました。
で、冒頭の塾の言いなりにならないということ。
ゆるい塾とは言え、塾側は通常授業以外に夏期講習、冬期講習、模試、ゼミなど、あらゆるものの受講を勧めてきます。
長男の場合は、冬期講習以外にオプション(別料金・別日程)の計算ゼミ、作文ゼミも勧められました。
でも冬期講習だけでゼミは受講しませんでした。
ゼミまで受講すると、長男の冬休みが塾のみとなり一切休みがなくなってしまうからです。
「みんな受けていますよ」とか、「受講すれば計算力が上がりますよ」とか言われると、うちの子もやったほうが良いかなと思ってしまいますが、そこが落とし穴かも。
塾の言いなりにすべて決めていたら、長男のスケジュールが塾ばかりになり、きっと勉強と塾が嫌いになると思います。
ハチマキまいている塾の方からしたら、中学受験はそんな心構えでは絶対受からないと言われるかもしれませんが、私は長男の小学生生活を塾一色にしたくなく、勉強以外に本を読んだり、友達と遊んだり、家族で出かけたり、色々な経験を積ませることを重視したいのです。
私も旦那さんも絶対に合格してほしいと思っているわけではなく、だめなら公立中学でよいと思っています。
合格することが目標ではなく、勉強する過程を重視しています。
中学に合格して終わりではなく、勉強は一生続けるものなので、楽しみながら勉強していくようになってくれたらと思います。
これからも塾の言いなりにならないよう、長男に必要かどうかを冷静に見極めながら、塾をうまく活用していこうと思っています。