ワーキングマザー色々
私の勤めいている会社にも、ここ数年ワーキングマザーが増えてきました。
でも、ぱっくりと2種類に分かれていてなかなかおもしろい。
一方はバリキャリママグループ。
仕事に全力投球。
深夜残業、海外出張、休日出勤、すべてこなします!という感じ。
もう一方はゆるキャリママグループ。
きっちり時短を取得。16:30になった瞬間に退社。
子供の行事、子供の体調最優先なので、有休使いまくり。
当然のことながら、お互いに相手のことが微妙に気に入らないみたい。
バリキャリママに言わせると、
「ゆるキャリママたちは仕事への責任感が薄すぎる」
「そのくせ、権利だけ主張する」
・・・ように見えるんだとか。
確かに、ゆるキャリママグループの一人が、自身のボーナスの査定について、
社長に文句を言ったことで、ちょっとした問題になったことがありました。
会社としては、ゆるキャリママたちの仕事は、
ある意味、「わざわざ時短でもできそうな仕事を作ってあげている」
的なところがあると思うのですが、
「私は時短でも、時短なりに頑張って結果を出しているんです!」と思っているママが意外に多い。
私も時短取得組なので、ゆるキャリママグループに入るのかもしれませんが、
あまり仕事で結果を出しているとは思っていないので、
ボーナスの査定どころか、頂けるだけでありがたいな~と思っています。
出産と同時にクビになってしまうような会社もたくさんある中で、
元の部署に復帰できて、しかも時短まで認められているというのは、
なかなか恵まれた環境ではないかと思うですが。
一方で、バリキャリママには絶対なれないな~と思います。
ゆるキャリママに言わせると、
「バリキャリママたち?ああ、育児放棄している人たちでしょ」
と、かなり辛口。
確かに、彼女たちはいったいいつ子供と触れ合っているんだろう
・・・と私も他人事ながら心配になってしまうくらい、働いています。
おばあちゃんだったり、ベビーシッターだったり、
自分以外の人に育児の大部分を託し仕事に邁進することが悪いとは思わないけれど、
やっぱり、お子さんのことが心配になってしまう。
三歳児神話とかまったく信じていないし、
ワーキングマザーの一人としては、
重要なのは子供と触れ合う時間の長さではなく「質」だと信じていますが。
でも、どんな働き方をするにしても、自分で選んだ働き方。
後で後悔せず、自分自身が納得できれば、
バリキャリでもゆるキャリでもどちらでもいいのかもしれませんね。
育児と仕事のバランスは人それぞれだし。
私は私の中のちょうどいいバランスを保ちつつ、
これからもマイペースで頑張ろうと思っています。