本「PTA不要論」
図書館で借りた本「PTA不要論」を読みました。
2年前に長男の小学校でPTA役員を経験した私。
読んでいて「あるある、こういうこと」とか、「いたいた、こういう人」とか、ぱっと思い浮かぶことがたくさんあり、なかなか面白かったです。
中でも、PTA配布物の副校長先生チェック。まったく同じことをうちの小学校でもやっていました。「子供」か「子ども」かなんてどっちでもいいことなのに、こだわっていたな~。どちらか忘れたけど、どちらかに統一しないといけなかったのよね。「子供」と書こうが、「子ども」と書こうが読み手に伝わればどちらでもいいのに~!と憤っていたことが懐かしく思い出されました。うちの副校長先生が細かいのかと思っていたけど、全国どこの学校にもある話みたいで、なんだかおかしくなってしまいました。
そして、専業ママVSワーママという構図も変わらずどこにでもあるみたいですね。
幸い、私の代の役員はほとんどワーママで、それほど嫌な思いはしませんでしたが。
そういえば、エクセルで簡単な表を作っただけで、専業ママに「パソコン使えるんですか?すごーい!」と言われたことに衝撃を受けたことを思い出しました。カルチャーショックというか、こんな世界(パソコンに触れることのない日常生活)もあるんだな~と。
PTAは不要だと著者は言い切っていましたが、私も同意見です。
とは言え、学校にはお世話になっているし、地域の方々の目があるから子供たちが安全に登下校できているということも事実。なので、私は自分のできる形で協力できることをしていきたいと思っています。今みたいな半強制的な組織形態ではなく、本来の趣旨にのっとったボランティア組織として機能してくれれば、もっと楽しくPTA活動ができると思うのです。
しかし、以前の記事も書いたけど改革していくのは容易ではなさそう・・・。結局、毎年やりたくもない係になり、何らかの学校行事に駆り出されていくのだろうな~。